1.　治療前

総胆管結石で、急性化膿性胆管炎を起こしている場合には、緊急処置が必要になるときがあります。病院で受診する際に水分は構いませんが、固形物の飲食は避けておいたほうがいいでしょう。どの施設でも主治医からインフォームドコンセントとして、処置内容、合併症について詳しいお話をするはずです。心臓や脳神経の科で抗凝固剤をもらっている方は主治医にお伝えください。内視鏡的乳頭括約筋切開術（EST）を行なうと出血しやすくなるため、細いチューブを胆管に入れるだけの緊急処置だけで終わる場合があります。 

2.　治療中

近年では鎮静剤を用いた処置が一般的で、患者さんは非常に楽に検査・治療が受けられるようになっています。

3.　治療後

必要な点滴などの処置に加え、食事が制限されますが、様子を見ながら元に戻りますので、くれぐれも医師・看護師の指示のもと、飲食を進めていって下さい。