Alair™ Bronchial Thermoplasty System

アレア 気管支サーモプラスティシステム

作用機序

気管支サーモプラスティ(BT)は、喘息の気管支収縮の要因とされる肥厚した気道平滑筋の量を減少させます。
平滑筋量が減ることで気道の反応性を抑制し、従来の薬剤治療とは異なった作用機序で喘息発作時の症状を緩和します。

18歳以上の重症喘息の患者に 新しい治療のオプションを提供する アレア 気管支サーモプラスティシステム

 

 
 

手技 

BT は3回の手技に分割して行います。

  • Alair カテーテルのバスケット電極により、高周波通電を行い65°Cで10 秒間気管支壁を加熱します。
  • 気管支鏡専門医の指導の下、3 回に分割して行います。
    それぞれの手技は3週間の間隔を空けて実施します。
  • 手技は主として静脈鎮静下で行います。
  • BT 手技後、患者は他の気管支内視鏡手技と同様の観察下で管理し入院下で実施します。呼吸、心拍数、血圧、血中酸素濃度、肺機能検査等に問題がなければ、退院が可能です。
  • 手技完了後、喘息専門医が患者を管理してください。
  • 右中葉は治療しません(禁忌)。