心臓突然死

日常生活での注意点

日常生活での注意点

家庭内や屋外などの一般の生活環境、また医療施設などの特殊な環境には植込み機器に影響を与える状況や条件が少なからずあります。
この表は注意の度合いを色で区分しています。ここに記載の電気器具は故障していないこと、適切にアースが取りつけられていること、器具の取り扱い注意事項を守っていることが前提となります。

緑

一般的に影響が少ないもの

橙

影響があるもの

黄

注意事項を守れば安全に使用できるもの

家庭

緑

冷蔵庫、食洗機、洗濯機、テレビ、ラジオ、ステレオ、ビデオ/DVD プレーヤー、パソコン、電子レンジ、電気毛布/ 敷布、電気こたつ、ホットカーペット、温水洗浄便座器

黄

携帯電話等、IH 調理器/ 炊飯器

橙

マッサージチェア、電位布団、家庭用ジアテルミー、体脂肪計

車両、生活、その他

緑

電車および公共交通機関、高圧電線、電動式自転車、自家用車、トラクター

黄

金属探知機、EAS(電子式商品監視システム)

橙

全自動麻雀卓、アマチュア無線、電気自動車の急速充電器

工業機器、施設

緑

電動工具類

黄

モーターおよびモーター使用機器、配電/ 分電盤

橙

業務無線、発電および変電施設内、高周波溶着器、誘電型溶鉱炉、各種溶接機、脱磁気装置、磁気バイス、電磁石

医療機器

緑

補聴器、血圧計、体温計、心電計

黄

CT 装置

橙

MRI、放射線治療器、電気メス、体外式除細動器(含AED)、電位治療器、ジアテルミー装置、通電鍼治療器、高/ 低周波治療器

※植込み機器の種類により一定の条件の下、MRI 検査が可能です。詳しくは主治医にご相談ください。

患者さんが医療機関を受診される場合には、S-ICD システムを植込んでいることを患者さんもしくは家族の方から必ず医療機関側にお伝えください。

 

参考:一般社団法人 日本不整脈デバイス工業会「ICDのはなし」

カテーテルアブレーションの日常生活について