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胃ろう
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在宅介護はもちろんOK!
PEGは造設して瘻孔が完成してしまえば、そこは傷ではありません。日常的に栄養剤・流動食を注入したり、清潔に管理することはご自身やご家族で行なうことが可能です。
床ずれの改善
PEGからの栄養補給、あるいは口から食べることの併用で、結果的に床ずれ(褥瘡(じょくそう))が改善する場合があります。それはPEGにより、栄養状態が良くなったことが要因の一つにあげられます。
抜ける心配について
異和感が少ないので、患者さんがチューブを抜く危険性が減ります。胃瘻チューブは数種類ありますが、おなかからチューブが突出していないものを選ぶと、さらに危険性は少なくなります。ただし、万一、抜けた場合は、速やかにかかりつけ医にご相談ください。
栄養剤の選び方、調剤方法
カロリー、ビタミン、ミネラルなどの最適な栄養バランスの栄養剤・流動食を使います。そのまま注入できる液体のもの、ぬるま湯に溶かして使う粉末のものなど、種類によって調整方法は異なります。それぞれの用法に従って準備をします。水分の量は、汗の量や体調に応じて調整します。ただし、注入する栄養剤にはいろいろな種類があり、健康保険が効くものと、食品扱いのため自費で購入しなければならないものがあります。
栄養剤のもれる心配について
瘻孔の完成後、観察とケアを怠らなければ、大切に穴を維持することができます。ですから、口から食べたものや注入した栄養剤が、瘻孔からもれることはほとんどありません。
PEGの手技を受けつけてくれる施設
PEGが普及し、PEGのメリットが認知されるにともない、PEGを導入する病院は増加しています。もしPEGにご興味があれば、まず、主治医にその旨を相談してください。
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