はじめに
この装置は、心臓再同期療法ペースメーカ(CRT-P)とも呼ばれています。CRT-Pは、身体の必要に応じた血流を確保するために、より効率的に拍出するように心臓を補助することによって心不全を治療します。さらに、異常に遅い心調律(心臓リズム)が生じたときに備えて監視と治療を行うように設計されており、これらの不整脈に伴うリスクを大幅に減らします。
このコンテンツには、CRT-Pシステムがどのように心不全を治療するかが記載されています。手術後にできる活動と、避けるべき活動についてもご説明します。また、起こるかも知れない生活上の変化についてもお話しし、さらに、CRT-Pを使用している方の一般的な質問についてもお答えしています。コンテンツの内容でわからないことがありましたら、より適切な情報を得るために担当医師や医療従事者にご相談ください。
用語集には、このコンテンツによく出てくる用語、担当医師や医療従事者からよく聞く用語が説明されています。