骨盤底筋体操について

骨盤底筋とは


骨盤底筋とは

骨盤底筋とは、骨盤の下部(底) にある筋肉で、下から骨盤内臓器 を支え、排尿や排便をコントロー ルする役割をもつ筋肉です。


骨盤底筋体操とは


尿漏れの改善には、骨盤底筋を強化する「骨盤底筋体操」が有効です。
これは骨盤底筋を鍛えながら尿道括約筋の機能回復をはかる体操です。毎日続けることで、尿道や肛門が引き締まり、しだいに尿漏れの頻度は少なくなることが期待されています。
体操を繰り返すことにより、徐々に意識しなくても、せきやくしゃみをした時など必要に応じて自然に尿道括約筋を閉めることができるようになります。


骨盤底筋体操の方法


1. 基本姿勢をとる
下記のいずれの姿勢でも構いません。

2. 尿道・肛門をきゅっと締めたり、緩めたりする
尿道・肛門をきゅっと締めたり、緩めたりする動きを、ゆっくり1セット25回を目安に繰り返します。

仰向け

仰向け

肘這い

肘這い

立位

立位

座位

座位


合計1日4セット(朝、昼、夜、就寝前)毎日続けてみてください。
これによって骨盤底筋が鍛えられます。
効果が現れるまで約3ヶ月くらいかかるといわれています。

骨盤底筋体操は、日常生活の中の様々なタイミングで行うことのできる簡単な体操です。無理せずに、日常の中に取り入れ、継続してみてください。






※当サイトは、前立腺摘出直後から発生している尿漏れ対策や治療に関するウェブサイトです。
尿もれには様々な種類のものがあり、ここに掲載されている限りではありません。