治療に際して

治療前

病院を受診する際は、水分の摂取は構いませんが固形物は止めておいたほうが良いでしょう。どの施設でも、主治医から処置の内容や合併症について詳しいお話(インフォームドコンセント)をするはずです。また、服用中の薬について、特に心臓や脳神経系の診療科から抗凝固剤を処方されている方は、必ず主治医にお伝えください。内視鏡的バルーン拡張術を行うと出血しやすくなるため、抗凝固剤を服用中の場合は細いチューブを胃に入れる緊急処置だけで終わる場合があります。

治療中

近年では鎮静剤を用いた処置が一般的で、患者さんは非常に楽に検査や治療が受けられるようになっています。

治療後

必要な点滴などの処置に加え、食事が制限されます。食事の再開は様子をみながら行いますので、ご自分の判断で勝手にものを食べることはくれぐれも避けてください。