前立腺肥大症(BPH)とは
これまで前立腺肥大症(BPH)は、主に薬による治療または手術療法(開腹手術や、内視鏡を用いて尿道から電気メスを挿入して行う経尿道的前立腺切除術(TURP))によって治療されてきました。しかし現在では、特殊なレーザ装置を用いた低侵襲な手術療法が可能になっています。
ここでは、そのうちの一つ、新しい治療法であるGreenLightレーザ療法(PVP)をご紹介いたします。
前立腺について
前立腺肥大症(BPH)について
前立腺肥大症の症状について
肥大した前立腺は尿道を圧迫します。尿道が圧迫され狭くなると、尿の流れが妨げられ、以下のような症状を引き起こします。
- 頻繁に尿意をもよおす、特に夜間(夜間頻尿)
- 尿の出が弱い
- 急に尿意をもよおす(尿意切迫)
- 尿を出したり、止めたりするのが困難(排尿躊躇)
- 膀胱内の尿をすべて排出できない(残尿)
- 排尿時にいきむ必要がある
- 排尿時に痛みを伴う
症状の重症度について
IPSS の表でチェックすれば、ご自身の症状の重症度をある程度評価できます。各項目で該当するスコアを合計すると「症状スコアの合計(Total Symptom Score)」が計算できます。