2021-10-07
非弁膜症性心房細動による脳卒中を予防する
次世代「WATCHMAN FLXTM 左心耳閉鎖システム」新発売
~多様な左心耳形状への適合、手技性能と安全性の向上を目指した設計~
【次世代「WATCHMAN FLXTM 左心耳閉鎖システム」の特長】
手技の安全性と精度向上のための新設計
- 全体を球状化したボール設計により、左心耳内でのよりスムーズな位置調整が可能です。
- 2列18個の精密なアンカーは左心耳組織への長期安定性が期待できます。
- 再収納、再設置と再展開可能なデザインとすることで、より正確な位置での留置が期待できます。
- 左心耳入口部の接触点が80%増加したことにより、左心耳閉鎖率向上が期待できます。
- スクリューの金属露出が77%減少し、デバイス血栓発生の低減を目指します。
多様な左心耳形状に適応可能な5つのデバイスサイズ展開
販売名:WATCHMAN FLX 左心耳閉鎖システム(医療機器承認番号:30200BZX00383000)
【左心耳閉鎖術について】
PINNACLE FLX 試験
主要安全性評価項目1)を達成 | ||
虚血性脳卒中 0.5% | ||
全死亡率 0% | ||
開胸手術を要する心嚢液貯留 0% | ||
デバイス塞栓 0% | ||
主要有効性評価項目を達成 | ||
左心耳有効閉鎖率 100%2) | ||
DOAC服用中止率 96.2%3) | ||
手技/留置成功率 98.8%4) |
https://www.bostonscientific.com/jp-JP/news-releases/2021-news-releases/2021-9-1-news-release.html
1) | 手技後7日又は退院時のいずれか遅い時点までに発現した、以下のいずれかの事象の発現率: すべての死亡、虚血性脳卒中、全身性塞栓症、又は開心術や重大な血管内インターベンションを要する試験機器もしくは手技関連事象、例えば仮性動脈瘤修復術、又は他の重大な血管内修復術など |
2) | 12ヵ月時点。左心耳の有効閉鎖はデバイス周囲の残存血流が5mm以下の場合と定義し、独立したコアラボで判定 |
3) | 留置後45日間フォローアップ時点 |
4) | 手技成功はWATCHMAN FLX デバイスの左心耳へのデリバリーとリリースが成功した場合と定義 |
心房細動について
1 | 2019年9月2日プレスリリース https://www.bostonscientific.com/jp-JP/news-releases/2019-news-releases/2019-9-2-news-release.html |
2 | 国立循環器病研究センターウェブサイトより |
3 | 日本脳卒中協会ウェブサイトより |
<ボストン・サイエンティフィックについて>
ボストン・サイエンティフィックは、低侵襲治療(インターベンション)に特化した医療機器メーカーとして、1979年に米国で誕生しました。現在の取扱製品は13,000種以上であり、グローバルで約29,000名の従業員、13ヵ所の製造拠点を擁し、125ヵ国近くのマーケットで確固たる地位を誇る世界最大級の医療機器メーカーとして、医療テクノロジーをリードし続けています。
世界第2位の医療機器市場である日本においては、心血管疾患領域をはじめ、不整脈・心不全疾患領域、末梢血管疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患領域、疼痛管理・パーキンソン病の治療領域で、患者さんの人生を実り多いものにすることに全力で取り組み、日本の医療に意義のあるイノベーションを起こしていきます。