ボストン・サイエンティフィック、医療機器製品の物流倉庫での入出庫時に自動ロボット制御ピッキングシステム「AutoStore」(オートストア)」を来春、導入予定

ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社（本社：東京都中野区、代表取締役社長：内木祐介）は、株式会社サンリツ（東証一部、証券コードTYO: 9366、以下サンリツ）と共同で当社製品物流管理業務を行っている、サンリツ京浜事業所に日本の製薬・医療機器業界で初となる製品の物流倉庫での入出庫に際して、自動ロボット制御ピッキングシステム「AutoStore」を2018年春に導入する予定です。（注１）

～導入の経緯～

当社は、サンリツ京浜事業所でのオペレーションを2013年1月より開始していますが、計画を上回る当社製品の取り扱い数量増加に伴い、限られた倉庫スペース内での高い保管効率が求められるようになりました。今後の経済環境の変化のスピードを考慮し、医療業界のあるべき物流管理業務を検討した結果、サンリツとの協業のもとで新技術である「AutoStore」の導入を決定しました。

～「AutoStore」について～

本システムは、先進的ロボットソリューションを提供するKUKAグループのSwisslog社が開発したもので、高密度に配置された倉庫内コンテナの上をロボット（電動台車）が走り、入出庫を行うシステムです。既にオランダにあるボストン・サイエンティフィック コーポレーションのヨーロッパ物流拠点で導入され、先進的かつ効率的なオペレーションと、業務改善を実現しています。その実績から今回の日本での導入に際しては、先進的ロボットソリューションを提供するKUKAグループのSwisslog社とサンリツとボストン・サイエンティフィック ジャパン3社での強力なパートナーシップによって、「AutoStore」の建設にあたることとしております。

～導入の目的～

（1）自由度の高いレイアウト設計と作業者用通路の削減により保管効率35％向上。

（2）庫内作業において、省力化と作業環境の向上を実現。

（3）当社基幹システムと本自動ロボット制御ピッキングシステムの連携により、取扱製品毎の使用期限管理を自動化、効率的な在庫管理を実現。

今後、当社とサンリツは長期的パートナー契約を締結し、直面する人手不足や労働集約型ビジネス等、市場の課題を見据えつつ、医療業界の最先端のサプライチェーンを実現してまいります。

（注１）：2017年11月15日現在

Swisslog designs, develops, and delivers best-in-class automation for forward-thinking health systems, warehouses, and distribution centers. We offer integrated solutions from a single source – from consulting to design, implementation and lifetime customer service. Behind the company’s success are 2,500 employees’ worldwide, supporting customers in more than 50 countries.

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