2017-07-07

ボストン・サイエンティフィック、
尿管結石除去用チューブ及びカテーテルDakota™を発売 先端に新たな形状を採用し、結石治療の効率化をサポート

ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:内木祐介)は7月7日、尿管結石除去用チューブ及びカテーテルDakota™を新発売しました。本製品は、先端の形状に三爪鉗子のような形状を採用することで、1mm程度の小さい結石もしっかりキャッチすることから結石治療の効率化に貢献します。

腎・尿管結石の治療では、内視鏡下で破砕した腎・尿管結石の破砕片を掴んで体外に出す必要があります。そのため、掴みやすく、扱いやすい製品が求められており、ボストン・サイエンティフィックではバスケット先端形状やハンドル操作性、シャフト部の柔軟性等の工夫を重ねてまいりました。このたび発売したDakota™はより簡便に、より確実に結石を捕獲できるよう先端に新たな形状を採用しました。従来のバスケット先端は4本のワイヤでラグビーボール状の籠を形成しており、その中に結石片を入れて落とさない様に掴みますが、上手く掴むには特別なテクニックが必要で、思い通りに操るには相応のトレーニングが必要でした。Dakota™の先端は、三爪鉗子のような形状をしており、前述のようなテクニックを用いることなく、医師は目の前にある結石片を容易に掴むことができるよう、ハンドル部分の操作性と合わせて工夫されております。Dakota™を使う事で結石の回収時間、手術時間の短縮化が期待されます。また、それに伴い医師の結石回収のストレス軽減と患者さんの身体的負荷も低減する事が期待されます。

「腎・尿管結石の治療では、結石の大きさや組成に応じた対応が求められますが、Dakota™は結石除去作業を効率化することで処置時間が短くなることが期待でき、治療中に起こり得る合併症を潜在的に排除することで、患者さんのアウトカムを改善することに貢献します。また、バスケットが扱いやすくなったことから医師の負担軽減にも貢献ができると期待しています。」とウロロジー&ペルビックヘルス事業部長の諸冨優子はコメントしています。

 

<Dakota™の特徴>

  • Open Sure™ハンドル: トリガーを引くことでさらに大きくバスケットが展開し、大きな結石を容易にリリースできる
  • 1.9F柔軟なシャフト: 軟性鏡の屈曲を妨げず、最大屈曲時でもバスケットの開閉が可能
  • 三つ爪+バスケット形状: 1mm程度の小さい結石もしっかりキャッチ
販売名: ダコタ(医療機器認証番号:229ABBZX00045000)

OpenSure™ ハンドルの使用方法

バスケットを最大に展開した状態でハンドル上部のトリガーを引くことでバスケットがさらに拡大します

ボストン・サイエンティフィック社

ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去30年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、「we’ re  advancing science for life」の言葉を胸に、画期的な治療法を通じて様々な疾患に苦しむ患者さんや、医療体制の生産性向上にも貢献しています。詳細はホームページをご覧ください。

 

ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社

ボストン・サイエンティフィック社の日本法人で、1987年の創立以来、低侵襲、革新的で最先端技術を提供し続ける医療機器メーカーです。
今年創立30周年、これからも患者さんの人生を実り多いものにすることに全力で取り組み、日本の医療に意義のあるイノベーションを起こしていきます。
https://www.bostonscientific.jp
 

お問い合わせ先

ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
コーポレートコミュニケーションズ&ブランディング部
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