2016-11-22

ボストン・サイエンティフィック、エンドチョイス社の買収を完了

本買収により、ボストン・サイエンティフィックの内視鏡製品のポートフォリオが拡大

マサチューセッツ州マールボロ(2016年11月22日)―本日、ボストン・サイエンティフィック社(NYSE:BSX)は、エンドチョイス・ホールディングス社(NYSE:GI)の買収手続きの完了を発表しました。本買収手続きの完了を以って、エンドチョイス社はボストン・サイエンティフィック社のエンドスコピー事業部に統合されます。エンドチョイス社は、ジョージア州アルファレッタに拠点を置く、感染予防用製品、病理サービスおよび多様な消化器(GI)疾患に対して治療を行う専門医向けの使い捨てデバイスの開発と商品化に注力する企業です。

両社は2016年9月27日に、ボストン・サイエンティフィック社が一株当たり8ドルの現金、総額およそ2.1億ドルでエンドチョイス社を買収する旨の最終合意を発表しました。

「当社は、消化器疾患を持つ患者さんの評価、診断、治療をサポートする、より包括的なソリューションを医師の皆さんに提供できることを非常に嬉しく思っています。」また「ボストン・サイエンティフィックは、内視鏡分野におけるリーダー企業として、この分野の変化、かつ増加するニーズに応える革新的な製品やサービスを提供することに全力で取り組んでいます。」と、ボストン・サイエンティフィック社上級副社長兼エンドスコピー事業部社長アート・ブッチャーは述べています。

この買収で拡大したポートフォリオにより、グループ診療を行う施設や、病院および外来手術センターに向けた、消化器分野における包括的なサービスの提供が可能になります。両社の事業を組み合わせたことで、感染対策や病理サービスなどを含む、一連の消化器ケアの急成長分野にも進出します。ボストン・サイエンティフィック社は、引き続きFull Spectrum Endoscopy(FUSE®)の大腸内視鏡に対する戦略的な選択肢を評価し、同プラットフォームの計画に関する最新情報を年末までに提供しようと考えています。

本買収は、ボストン・サイエンティフィック社の2017年の調整後一株当たり利益の損益分岐点となり、その後は増加するものと予測されています。本取引はGAAP(一般会計原則)ベースで見た場合には、償却費や取引および統合の費用のために、増加分は少ない(あるいは、場合によっては希薄化する)ものと予測されます。エンドチョイス社は2016年9月30日までの12ヶ月間において、約7,500万ドルの総売上を達成しています。

ボストン・サイエンティフィックについて

ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去35年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、高性能のソリューションを広範囲に渡って提供して、患者さんたちのニーズの中でも満たされていないものに対処し、医療費を削減することで、生命のための科学を発展させています。詳細はホームページwww.bostonscientific.comをご覧いただくか、TwitterFacebookをご利用ください。ボストン・サイエンティフィックの内視鏡事業の詳細は、ホームページをご覧ください。

 

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933 年制定)第 27A 条および証券取引法(1934 年制定)第 21E 条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、当社の調整後一株当たり利益に関する記述、当社の製品の発売、製品の性能、およびその影響力などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらのリスクや不確実な要素は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠しないよう注意してください。

このような相異をもたらす要素には、将来の経済や、競争、償還、および規制上の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、買収の完了と統合、知的財産権、訴訟、金融市況、そして、当社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の 10-K 年次報告書パート I 1A 項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みもしくは提出予定の 10-Q 四半期報告書パート II 1A 項目「危険因子」で更新されることがあります。当社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本プレスリリースに記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

非GAAPによる財務情報の使用

GAAPベースの当社の連結計算書類によって提示される情報を補完するため、当社では、調整後一株当たり利益を含む、一部の非GAAPによる財務面の数値を公開しています。調整後一株当たり利益は、営業権および無形資産の減損費用、買収・事業分割・訴訟・およびリストラ関連の費用や信用、そして、一部の分離型税項目や償却費用を除くものです。調整後一株当たり利益のような非GAAPの数値は、アメリカ合衆国において一般的に受け入れられている会計原則には準拠していません。調整後一株当たり利益と最も直接的に匹敵するGAAPによる財務面の数値は、一株当たりのGAAP利益です。当社が予測する、買収によるGAAPに対する影響と、調整後一株当たり利益との違いは、主に出口費用とその他料金を含む、獲得した無形資産に対する償却費と、買収関連の正味費用に関連するものです。こうした金額は、調整後一株当たり利益を計測するために、当社によって除外されています。

当社の経営陣は、他の補完的な非GAAPの数値と併せて調整後一株当たり利益を利用して、前期比の業績を評価し、当社の事業の基本的な傾向を分析し、当社の競合他社の業績に対する自社の業績を評価し、運営上の目標を設定し、資源の分配において利用するための予測を立てています。調整後一株当たり利益を含む非GAAPの財務面の数値は、GAAPによる財務面の数値から分離して、あるいは、GAAPによる財務面の計測値に代わるものとして見なされてはなりません。当社では、非GAAPの財務面の数値を、GAAPによる財務面の数値に追加して提示することで、当社の経営陣が財務面および運営面の意思決定において利用している情報に対する透明性を引き上げ、投資家の方々が、経営時の「見方を通じて」当社の実績を見ることができるようになるものと考えています。さらに、この情報を提供することで、投資家の方々に当社の運営上の業績をより良く理解し、こうした業績を評価し、計測する際に経営陣が利用している方法論を評価できるようになるものと考えています。

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