2016-09-27
ボストン・サイエンティフィック、エンドチョイス社買収につきまして
米国マサチューセッツ州マールボロおよびジョージア州アルファレッタ(2016年9月27日)-ボストン・サイエンティフィック(NYSE:BSX)はエンドチョイス・ホールディングス(NYSE:GI)との間で同社の買収手続きを行うとの合意をしたと発表しました。買収手続き完了を以ってエンドチョイス社はボストン・サイエンティフィックに統合されます。
エンドチョイス社は消化器(GI)疾患を治療する専門医に対して、革新的な製品とサービスを開発・販売しています。製品ポートフォリオには切除器具、回収器具、局注針、把持鉗子、感染症防止キット等、様々なディスポーサブル製品が含まれています。また、病理診断関連サービスや画像技術にも長けています。
契約の規定により、ボストン・サイエンティフィックは発行済の株式に対し一株当たり8ドルを現金にて株式公開買付を行います。株式公開買付の成立の後に、株式公開買付に参加した株主への対価が、残りの株式にも支払われます。資産価値総額はおよそ2.1億ドルとなり、通常の決算条件を条件に2016年第四四半期に完了する見通しです。
ボストン・サイエンティフィック シニアバイスプレジデント兼エンドスコピー事業部プレジデント アート・ブッチャーは「エンドチョイス社の製品とサービスを弊社の製品群に加えることは、ボストン・サイエンティフィックが消化器内科医及びその患者さんに対して包括的なソリューションを提供する戦略を強化できます」と述べています。また、「この買収はエンドスコピー市場の新たなカテゴリーへのリーダーシップをより強化すると同時に、エンドスコピービジネスに強力な継続的成長をもたらすものであると期待しています」とも述べています。
エンドチョイス社の創業者兼CEOのマーク・ギルレス氏は「消化器内科医向けの弊社の広い製品およびサービスが、ボストン・サイエンティフィックのエンドスコピー事業部製品およびグローバルなインフラが一緒になれば、それぞれのビジネスのより強い成長基盤となり、株主に対しても短期間での大きな価値を生み出してくれるでしょう」と述べています。
この買収はボストン・サイエンティフィックの2017年の調整後の一株当たり利益の損益分岐点を迎え、それ以降は増加すると予想されます。本取引はGAAPベースでは、償却費と統合費用のためにそれほど増加しない(あるいは、本件に関して言えば希薄化する)と見込んでいます。
エンドチョイス社は2016年6月30日まで12か月間、$7,500万ドルの売上高を計上しました。エンドチョイス社の画像技術製品群には大腸鏡検査中により多くの病変発見を可能にする、視認性に優れたフル・スペクトラム・エンドスコピー大腸鏡Full Spectrum Endoscopy (FUSE®)も含まれます。FUSE大腸鏡に関して、ボストン・サイエンティフィックは戦略的な選択肢を検討した上、取引完了時までに詳細を発表する予定です。
ボストン・サイエンティフィックについて
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