2015-10-01
ボストン・サイエンティフィック、 2製品で「2015年度グッドデザイン賞」を受賞
ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:内木祐介)は、この度、
2015年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を2製品にて受賞いたしました。
受賞製品の詳細は以下の通りです。
<Interlock インターロック>
本製品は癌、動脈瘤(血管にできるこぶ)、先天性の血管形成異常、緊急出血などの治療に使われます。メスで体を切らずに、血管に通した数ミリのカテーテル(管)を通じて本製品を送り、標的の血管や瘤を塞栓することにより、癌の壊死、瘤の肥大化抑制、血流改変、止血を図ります。表面に組み込んだポリエステル繊維が血液凝固を促すことで、これを効果的に実現しています。
(審査委員評価コメント)
通常はコイルを詰めることにより血管を塞栓するが、本品はコイルによる血流を止める機能を有するのみならず、表面に組み込んだポリエステル繊維が血液凝固を促すことで、より効果的に塞栓化を実現させることが可能なデザインとなっている点で、優れていると評価できる。
医療機器承認番号:22100BZX01103000
<Direxion HI-FLO ディレクションハイフロー>
本製品は血管内治療で使われるカテーテル(管)です。腫瘍や動脈瘤(血管にできるこぶ)を治療する際に薬剤や血管塞栓物質を注入するための経路として使われます。太い内腔が一度に多くの薬剤注入を可能とする他、血管形状に合わせて選択できる4種類の先端形状や、特殊な表面素材・加工によるカテーテルの優れたコントロール性能により、複雑な形状の血管に対しても高い到達能力を発揮します。
(審査委員評価コメント)
カテーテルの外腔を太くすることなく内腔の太さを維持する技術を活かし、一度に多くの薬剤注入を可能としている点が有効である。4種類の先端形状と特殊な表面素材、切れ込みのデザインがカテーテル操作を先端まで正確に伝えるとともに、曲げやすいため、複雑な形状の血管に対しても高い到達能力を発揮することが期待できる、優れたデザインであると評価できる。
一般名称:血管造影用マイクロカテーテル
医療機器承認番号:22700BZX00053000
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グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで59年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は40,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。 https://www.g-mark.org/
<ボストン・サイエンティフィック社>
ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去30年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、「we’ re advancing science for life」の言葉を胸に、画期的な治療法を通じて様々な疾患に苦しむ患者さんや、医療体制の生産性向上にも貢献しています。詳細はホームページをご覧ください。
<ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社>
ボストン・サイエンティフィック社の日本法人で、1987年に創立され、最先端メディカルデバイス(医療機器)の輸入・販売・製造業者として日本におけるインターベンションの発展を担っています。
https://www.bostonscientific.jp
<お問い合わせ先>
ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
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TEL:03-6853-6940
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