2015-04-16

ボストン・サイエンティフィックがVESSIX™ 腎デナベーションシステムの効果を証明する新試験に最初の患者を登録

(このプレスリリースは、2015年4月16日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。)

マサチューセッツ州マールボロ(2015年4月16日)-ボストン・サイエンティフィック社(NYSE:BSX)はVessix™ 腎デナベーションシステムの性能を評価する新たな手法を採用し、心血管系にリスクを持ち、世界の数百万人に脅威を与える高血圧への治療効果のみを評価する新たなデザインの試験を開始しました。

アラバマ州バーミンガムのプリンストン・バプティスト医療センターにおいて、同施設治験統括医師ファーレル・メンデルゾーン医師が今週、専門医マイケル・ウィレンスキー医師に診断された最初の高血圧患者をREDUCE-HTN:REINFORCE試験に登録しました。
ボストン・サイエンティフィック社は昨年12月にアメリカ食品医薬品局(FDA)から治験用医療機器のとしての適用免除(IDE)を受けました。

REDUCE-HTN:REINFORCEは無作為化、シャム・コントロール、多施設共同治験であり、去年の他社腎デナベーションシステムの比較試験結果に影響したと考えられる因子と変動を最少にすることにより、Vessix™ 腎デナベーションシステムの効果を単独で証明する試験デザインです。薬剤の早期有効性試験と同様に、登録前に4週間のウォッシュアウト期間を設け、この間、被験者は全ての高血圧薬の服用を中止します。

ニューヨーク コロンビア大学医療センター/ニューヨーク-プレズビテリアン病院、インターベンション治療センターのセンター長であり、治験共同責任医師であるマーティン・レオン医師は、「高血圧患者にはより良い治療が必要であり、本治験デザインは腎デナベーションの臨床価値をより良く解明する手掛かりになる」と述べました。

REDUCE-HTN:REINFORCE試験は100例の患者を登録する予定です。主要有効性評価は、無作為化後8週目における24時間血圧計の平均収縮期圧(ASBP)の平均低下です。最初の結果は2016年前半に入手できる予定です。

ニューヨーク州ブルックリン スーニー・ダウンステート医科大学の内科教授であり、治験共同責任医師であるマイケル・ウェバー医師は、「過去の腎デナベーション試験は、治療抵抗性高血圧と定義しにくい条件を有する患者に注目したため、その影響を受け、不確実な降圧薬の使用が結果をより複雑にした。我々は明解さを求めており、この革新的な試験デザインでは明解な結果が得られるだろう」と述べています。

Vessix™ 腎デナベーションシステムは、手技による変動のレベルを減らすようにデザインされた多電極バイポーラカテーテルを採用した、他と異なる進歩した腎デナベーションシステムです。治療時間が30秒で、多くの心臓および血管専門医が使い慣れたバルーンベースのオーバーザワイヤー・アプローチを特徴とします。本腎デナベーションシステムはCEマークとオーストラリア政府の治療製品管理局(Therapeutic Goods Administration:TGA)承認を受けており、欧州、中東、オーストラリア、ニュージーランド、一部のアジア市場で販売されているが、米国では治験医療機器であり、販売されていません。

ボストン・サイエンティフィック社ペリフェラルインターベンション事業部 社長、ジェフ・マービスは、「Vessix™ 腎デナベーションシステムは高血圧患者の治療を進歩させる革新的な発明である。このため、我々はより広範な高血圧の臨床関係者と共に研究して、この分野の情報を得る上で必須のデータを入手し、高血圧低下における腎デナベーションの真の効果を証明すべく、ユニークで総括的な治験デザインを作成した」と述べています。

<ボストン・サイエンティフィック社について>

ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去35年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、「we advance science for life」の言葉を胸に、画期的な治療法を通じて様々な疾患に苦しむ患者さんや、医療体制の生産性向上にも貢献しています。詳細はホームページhttps://www.bostonscientific.comをご覧いただくか、TwitterFacebookをご利用ください。

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このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K 年次報告書パートI 1A 項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q 四半期報告書パートII1A 項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

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ボストン・サイエンティフィック コーポレーション
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