2014-08-05

2014年6月30日締め2014年第2四半期の業績を発表

(このプレスリリースは、2014年7月24日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。)

ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州マールボロウ、NY 証券取引所略号:BSX)は本日(2014 年 7月 24 日)、2014 年6月 30 日締めの第 2 四半期の売上高が 18 億 7,300 万ドルになったことを発表しました。会社発表の予想レンジは18 億 4,000 万ドルから18 億 9,000 万ドルでした。前年同期比で、営業収益(為替変動の影響と売却事業の売上高を除く)は4%増、リポーテッドベースでも4%の増収となりました。修正後 1 株当たり利益(EPS)は 0.21 ドル(前年同期は0.18ドル)でした。GAAP ベースで、利益は400万ドル、 EPS はほぼ0.00 ドル(前年同期は 0.10ドル)となりました。

「第 2 四半期は堅調で、各部門がバランス良く伸びました」とボストン・サイエンティフィック社の社長兼 CEO のマイク・マホーニーは述べています。「中でも、インターベンショナルカーディオロジーおよびカーディアック・リズム・マネジメントの両事業部門が改善を示したことに満足しています。当社の戦略および今期の見通しに対し揺るがない自信を持っています。」
 

2014年第2四半期の業績および最近の進展

  •  売上高は 18 億 7,300 万ドルを計上。前年同期比で、営業収益は4%増、リポーテッドベースでも4%の増収
  •  修正後 EPS は 0.21 ドル(会社発表の予想レンジは0.18~0.20 ドル)。GAAP ベースの EPS は 0.00 ドル(会社発表の予想レンジは 0.06~0.08 ドル)
  • リズム・マネジメントは7%の増収、MedSurgは5%増収、カーディオバスキュラーは2%の増収を達成(いずれも、前年同期比、為替変動の影響を除く)
  • 海外全体では5%の増収。これは主に欧州で7%、新興国市場で14%の増収になったことが要因。(いずれも、前年同期比、為替変動の影響を除く)。新興国市場は全社売上高の10%に相当
  • 営業キャッシュフローは堅調で、 2 億 8,600 万ドルを計上
  • バイエル社のインターベンション治療機器事業の買収について正式契約を締結したことを発表。アテレクトミー(アテローム切除術)およびスロンベクトミー(血栓除去術)の成長加速を期待
  • プラチナ・クロム合金製Promus PREMIERエベロリムス溶出型冠動脈ステントシステムを日本で発売
  • 末梢動脈疾患(PAD)患者治療用のRANGERパクリタキセル被覆PTA(経皮的血管形成術)バルーンカテーテルがCEマークを取得。7月に欧州で販売開始
  • 25 mmの LOTUS経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)システムがCEマークを取得。欧州で販売開始
  • 冠動脈疾患(CAD)の治療に使われる次世代ベアメタルステントのREBELプラチナ・クロム合金製冠動脈ステントシステムがFDAの承認を取得
  • ステント内再狭窄(ISR)および新規小血管冠状動脈疾患の患者治療用のAGENTパクリタキセル被覆PTCA(経皮的冠動脈形成術)バルーンカテーテルがCEマークを取得
  • POLARISイメージングシステムの本格販売を開始。これにより、冠動脈、末梢血管、心腔内心エコー(ICE)の製品を中心として、血管内超音波診断(IVUS)カテーテルのポートフォリオが充実
     

2014年第2四半期の全世界での売上高:

ボストン・サイエンティフィック社は、2014年1月1日時点での、エンドスコピーからペリフェラルインターベンションの一部の製品ラインアップの再編を反映するために、2013年6月30日締めの第2四半期の全世界売上高を修正しました。
売上高成長率は、売却事業および/または外国為替の変動による影響を除いたものであり、米国のGAPP(一般会計原則)に従って作成されていません。ボストン・サイエンティフィック社がこうした非 GAAP の数値を使用する理由につきましては、本プレスリリースに添付の別紙をご覧ください。

GAAP ベースの連結決算での2014 年第 2 四半期の純利益は、400 万ドル(1 株当たり0.00  ドル)でした。この業績は、無形資産の減損費用、買収・売却関連の正味費用、訴訟・組織再編関連の正味費用、個別税目および償却費用の2 億8,100万ドル(税引き後、1 株当たり 0.21 ドル)を含みます。これらの費用を含めない 2014年第 2 四半期の修正後純利益は 2 億 8,500 万ドル(1 株当たり 0.21 ドル)でした。

GAAP ベースの連結決算での 2013 年第 2 四半期の純利益は、 1億3,000万ドル(1 株当たり 0.1 ドル)でした。この業績は、無形資産の減損費用、買収・売却関連の正味費用、組織再編関連費用および償却費用の1 億 1,700万ドル(税引き後、1 株当たり0.08 ドル)を含みます。これらの費用を含めない 2013年第 2 四半期の修正後純利益は 2 億 4,700 万ドル(1 株当たり 0.18 ドル)でした。
 

2014 年通年および第 3 四半期の予想

ボストン・サイエンティフィック社は、2014 年通年の売上高を 73億2,500 万ドルから 74 億2,500万ドル(従来の予想レンジは73億~75億ドル)の範囲内と予想しています。これは、レポーテッドベースで 3%から4%の伸び、営業収益ベースでは 3%から5%の伸びとなります。また、GAAPベースの1株当たりの利益は0.28 ドルから0.32 ドル(従来の予想レンジは0.36~0.41ドル)の間になる見込みです。無形資産の減損費用、買収・売却関連費用、訴訟・組織再編関連費用、個別税目および償却費用を含めない修正後利益は、1 株当たり 0.79 ドルから 0.83 ドル(従来の予想レンジは0.77~0.82ドル)の範囲内と予想しています。

ボストン・サイエンティフィック社は、2014 年第 3 四半期の売上高を 17 億 9,000万ドルから 18 億 4,000 万ドルの範囲内と予想しています。また、GAAP ベースの1 株当たりの利益は 0.08ドルから 0.10 ドルの間になる見込みです。買収・売却関連費用、組織再編関連費用および償却費用を含めない修正後利益は、1 株当たり 0.18ドルから0.20ドルの範囲内と予想しています。
 

電話会議についての情報

ボストン・サイエンティフィック社の役員は、本日(7月24日)午前8 時00 分(東部標準時)より、これらの業績に関してアナリストと電話会議を行う予定です。ボストン・サイエンティフィック社は、電話会議の様子をウェブサイトの IR のセクション www.bostonscientific.com で配信します。アクセス方法の詳細についてはこのウェブサイトでご確認ください。この電話会議の様子は、ボストン・サイエンティフィック社のウェブサイトにて約 1 年間配信する予定です。
 

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、製品市場、臨床試験とデータの影響、製品性能とその影響、および競争入札などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。

このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

非 GAAP による財務情報の使用

ボストン・サイエンティフィック社の非 GAAPの数値を、対応する GAAP の数値に調整したもの、およびボストン・サイエンティフィック社がこうした非 GAAP の数値を使用する理由につきましては、本プレスリリースに添付の別紙をご覧ください。

連絡先

デニス・カイグラー
508-683-4449(オフィス)
denise.kaigler@bsci.com
メディア向け情報担当

スージー・リサ
508-652-5345(オフィス)
investor_relations@bsci.com
投資家向け情報担当 

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ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社