2013-11-19

DIREXION™高トルク性能マイクロカテーテルのFDA認可およびCEマーク承認を取得

(このプレスリリースは、2013年11月19日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。当該製品は、2013年11月19日時点で日本において未承認品です。) 

追従困難な血管におけるコントロールを容易にする特許取得シャフトデザイン

ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州ネイティック、NY証券取引所略号:BSX)は本日(2013年11月19日)、市場を牽引する末梢塞栓テクノロジーに関する製品ラインをさらに強化するために、同社のDirexion™高トルク性能マイクロカテーテルの米国食品医薬品局認可とCEマーク承認を取得したと発表しました。

末梢塞栓術は、肝臓癌や子宮筋腫などの治療が困難な疾患を治療するために、インターベンショナル・ラジオロジストによって主に用いられる技術です。この技術では、血管を意図的に塞いで身体の特定部位に血液が流れるのを防ぐことによって、効果的に腫瘍を縮小させたり動脈瘤を塞いだりすることができます。

「Direxion™高トルク性能マイクロカテーテル独自の操作性は、医師が様々な末梢塞栓術において追従が困難な血管へのアクセスを効率的に行うことができるようにすることを目的としています」とノースウェスタン記念病院(Northwestern Memorial Hospital)の放射線科教授兼インターベンショナル・オンコロジー科部長のリアド・セイラム(Riad Salem)医学博士(MBA取得)は述べています。

「幅広い先端チップ形状が用意されているとともに予め組み込まれたシステムを選択できることにより、Direxionマイクロカテーテルでは、マイクロカテーテル技術の全く新しい次元を切り開く魅力的なポートフォリオが提供されます」とノースウェスタン記念病院の放射線科准教授のロベルト・レヴァンドフスキ(Robert Lewandowski)医学博士は述べています。

セイラム博士とレヴァンドフスキ博士は、このプラットフォームの世界初の使用者です。

Direxion™高トルク性能マイクロカテーテルは、末梢血管系に診断・塞栓・治療用器具を選択的にアクセスおよび送達できるようデザインされています。内径0.021インチまたは0.027インチのマイクロカテーテルが提供される本製品は、溝付きナイチノール製ハイポチューブを用いたテクノロジーを特長としています。このテクノロジーは、カテーテルシャフトにおけるトルク伝達性能を最大化するようデザインされているため、Direxion™高トルク性能マイクロカテーテルには、最も治療が困難な解剖学的構造に到達するために医師が必要とするクラス最高のトルク操作性が備わっています。Direxion™高トルク性能マイクロカテーテルでは、幅広い末梢塞栓術に適合するようデザインされた6種類の先端チップと予め組み込まれた構成が使用できます。医師の選択により、Fathom™-16ガイドワイヤー、Transend™-14ガイドワイヤー、またはTransend-18ガイドワイヤーもこれらの構成に含まれます。

Direxion™高トルク性能マイクロカテーテルのイメージ画像を閲覧またはダウンロードするには、ここをクリック してください。

「ボストン・サイエンティフィック社は、肝臓癌や子宮筋腫などの治療が困難な疾患に苦しむ患者さんの転帰を向上させるためにデザインされた革新的なテクノロジーを提供することによって、インターベンショナル・ラジオロジストの支援に尽力しています」とボストン・サイエンティフィック社ペリフェラル・インターベンション事業部社長のジェフ・マービスは述べています。また「Direxion™高トルク性能マイクロカテーテルにより、市場を牽引する当社の末梢塞栓術用製品ラインに全く新しいテクノロジーが加わることになりますが、この独自の溝付きナイチノール製ハイポチューブを用いたテクノロジーによって、比類なき操作性が医師に提供されるでしょう」とも述べています。

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、事業計画、新製品の上市、薬事承認、製品性能・重要性および競争入札などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。

このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

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<ボストン・サイエンティフィック社について>

ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去30年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、「we advance science for life」の言葉を胸に、画期的な治療法を通じて様々な疾患に苦しむ患者さんや、医療体制の生産性向上にも貢献しています。詳細はホームページをご覧ください。
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