2013年4月1日

ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：内木祐介）は、弊社の最新CRT-Pジェネレータ ｢インヴァイブ｣（注）　を4 月1日から発売いたします。

CRT-Pは心臓再同期療法ペースメーカとも言われており、身体が必要とする量の血液の拍出ができない心臓のポンプ機能が低下した心不全の治療を行う為の植込み機器です。より効率的な心臓の拍動を促し、身体が必要とする血液の拍出量を確保するため、左右両心室に電気刺激を送出し、心筋を収縮させることによって、心臓の拍出効率を改善させることを目的としています。

「インヴァイブ」CRT-Pは、心不全症例に対して様々な治療を提供します。その一つの機能であるエレクトロニック リポジショニングは、横隔神経刺激による再手術を必要とする症例や治療の継続が困難な症例に対しても様々な左室刺激パターンを駆使し、再手術を実施することなく心臓再同期治療の継続を可能とするための柔軟な設定を提供します。また、左室刺激閾値の改善の為に活用することで、電池寿命の延長という効果をもたらす可能性があります。
「インヴァイブ」CRT-Pは、複数の診断機能により多角的な心不全診断をサポートします。さらにオプションで遠隔モニタリングシステムを使用することもでき、心不全管理の指標として重要視される体重と血圧の管理も可能になります。

ボストン・サイエンティフィック社は、本製品「インヴァイブ」CRT-Pを発売することにより、ペーシング治療製品のすべてのラインアップを有することになります。

（注）
医療機器承認番号：22400BZX00306000
販売名：インヴァイブ
償還価格： ￥1,570,000

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