2012-05-14

ボストン・サイエンティフィック社とフィリップス・ヘルスケア社、 画像診断装置の販売強化のための業務提携を発表

(このプレスリリースは、2012年5月14日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。)

業務提携により、治療に用いられる画像データへのアクセスの改善が期待される。

マサチューセッツ州ネイティックおよびアンドーバー―ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州ネイティック、NY証券取引所略号:BSX)およびロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス社(NY証券取引所略号:PHG、AEX略号:PHI)は本日(2012年5月14日)、フィリップス社が、世界中の販売地域において同社のAlluraXper™血管造影装置と共にボストン・サイエンティフィック社の画像診断装置を統合して販売できるように両社が協力することを発表しました。

ボストン・サイエンティフィック社のiLab™ Ultrasound Imaging Systemは、同社のイメージング・カテーテルと組合せ、多様なプラットフォームとして活用できます。iLabシステムは、優れた画質とともに、医師の必要とする冠動脈、末梢動脈および真腔内用の各種イメージング・カテーテルの選択肢を提供します。iLabシステムは、フィリップス社のAlluraXperシステムに代表されるすべてのX線画像システムと互換性を持ち、統合されたシステムとなります。この業務提携契約によりフィリップス社は、ボストン・サイエンティフィック社の最新および次世代イメージング・カテーテルに最適な統合イメージングソリューションを顧客に提供できます。

ボストン・サイエンティフィック社の画像診断装置ビジネスでは、あらゆる種類の血管内超音波診(IVUS)および心腔内超音波(ICE)イメージング・カテーテルならびに幅広い最新技術で開発を行なっています。医師は、これらの装置により、疾患のある動脈や心臓の内構造を評価すでき、より良い診断や治療を行うことができます。

フィリップス社は、心臓検査室の血管造影システム分野の世界的リーダー企業です。フィリップス社のAlluraXperシステムは、ユーザーの求める明瞭な画像を提供し、心疾患の診断や治療の意思決定に役立ちます。多様な心臓や心血管インターベンションの臨床環境にカスタマイズさせたX線画像システムでインターベンション・デバイスを最大限に活用することができます。

「ボストン・サイエンティフィック社はフィリップス社との業務提携で、継続的な協力関係の礎を築けたこと嬉しく思います」とボストン・サイエンティフィック社の画像診断装置ビジネスの事業部長であるアイザック・ザカリアスは述べています。さらに「今回の、心臓病医や電気生理医への主要なテクノロジー企業であるボストン・サイエンティフィック社とフィリップス社の業務提携により、操作性や臨床ワークフローを向上させた統合ソリューションを全世界の顧客に提供することができるようになるでしょう」とも述べています。

「今回の業務提携は、フィリップス社がシームレスに統合されたインターベンション・ソリューションを提供する次の一手になります。フィリップス社は、ボストン・サイエンティフィック社のような複数の企業と業務提携を行うことで、更なるカテーテル検査室のシステム統合を実現し、ユーザーエクスペリエンスを向上します」とフィリップス・ヘルスケア社の上級副社長兼インターベンション用X線システム事業部部長であるバート・ヴァン・ムールスは述べています。

ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス社について

ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス社(本社:オランダ、NY証券取引所略号:PHG、AEX略号:PHI)は、意義ある革新を通じて人々の生活の向上を目指し、多様化する健康と安らぎを提供する企業です。ヘルスケア、ライフスタイル、ライティングにおける世界のリーダーとして、お客様の視点およびブランドプロミスである「sense and simplicity(センス アンド シンプリシティ)」に基づいて、お客様の視点に立ったテクノロジーとデザインを融合させたソリューションを提供します。本社をオランダに置き、世界100ヵ国以上に約122,000人の従業員を擁しています。2011年の売上は226億ユーロで、心臓病ケア、急患治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新しい照明のアプリケーションのマーケットリーダーであると同時に、男性用シェーバーやグルーミング、ポータブルエンターテインメントならびに口腔ヘルスケアなど、人々にやすらぎや喜びをもたらすライフスタイル製品においても強いリーダーシップを発揮しています。

フィリップス社のニュースは以下のウェブサイトを参照ください。
https://www.philips.com/newscenter
 

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、ボストン・サイエンティフィックス社とフィリップス社との業務提携、新しい技術および製品、ビジネス戦略、製品性能および効果などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。
このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

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フィリップス・ヘルスケア
ian.race@philips.com
 

<ボストン・サイエンティフィック社について>

ボストン・サイエンティフィック社(米国マサチューセッツ州)は、最先端メディカルデバイス(医療機器)の開発・製造・販売を行うグローバル企業です。インターベンション(身体をメスで大きく切らない治療)の分野では世界最大手。
https://www.bostonscientific.com

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