2012-04-11

Z°FLEX-270™スティーラブルシースの米国における上市を発表

(このプレスリリースは、2012年4月11日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。2012年4月11日時点で、当該製品は日本において未承認品です。)

ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州ネイティック、NY証券取引所略号:BSX)は本日(2012年4月11日)、同社のZ°Flex-270TMスティーラブルシースの米国における上市を発表しました。この製品は、心臓内部に診断用または治療用カテーテルを挿入または留置するための広範囲な電気生理学的(EP)手技に使われます。ボストン・サイエンティフィック社では、本製品を米国において直ちに発売する予定です。

「Z°Flex-270スティーラブルシースは、270度以上の角度で先端部が屈曲するため、心臓の4つのチャンバーすべてにおいて到達困難な部位へのアクセスが可能です。この高度な屈曲角度は、応答性の高いステアリング機構と相まって、心臓内部での操作を容易にする高い柔軟性を提供します」と、マサチューセッツ州バーリントンのラヘイ・クリニック・メディカルセンター不整脈科部長であるブルース・G・フック医師は語っています。また「私たちは、当院でZ°Flex-270スティーラブルシースを使用することを楽しみにしています」とも語っています。

「Z°Flex-270スティーラブルシースは、心房細動およびその他の複雑な不整脈疾患を治療するために使用される血管治療デバイスのデリバリーおよび留置を容易にするために設計されています」と、ボストン・サイエンティフィック社のバイスプレジデント兼エレクトロフィジオロジー事業部ゼネラルマネジャーであるピート・ソマーネス(Pete Sommerness)は述べています。また「Z°Flex-270スティーラブルシースの上市は、急成長を遂げる私たちのEP関連製品ポートフォリオを補完し、最も先進的なテクノロジーを提供することに注力する私たちの不断の取り組みを端的に表わすものです。私たちは、世界中の電気生理学分野の専門家を対象としたビジネスを拡大し、アブレーション手技を受ける心房細動の患者さんの転帰を向上させることに今後も注力していく所存です」とも述べています。

Z°Flex-270スティーラブルシースは、サイズ12 Fr.までのカテーテルに適合します。

心房細動とは、心房が急激なリズムで動くことによる不整脈の一種で、全世界で1,500万人以上の人々がこの疾患を抱えています。心房細動の治療には一般的に抗不整脈薬が用いられますが、この薬は副作用を伴うことがあります。高周波カテーテルを使用したアブレーション(心筋焼灼術)は、薬物療法の副作用に苦しむ患者さんに対する治療の選択肢となってきています。

ボストン・サイエンティフィック社では現在、米国において心房細動治療用としてFDA認可を取得している心臓用アブレーションカテーテルはありません。

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、新製品の上市と上市動向、製品性能、事業計画および競争入札などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。

このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

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ボストン・サイエンティフィック社(米国マサチューセッツ州)は、最先端メディカルデバイス(医療機器)の開発・製造・販売を行うグローバル企業です。インターベンション(身体をメスで大きく切らない治療)の分野では世界最大手。
https://www.bostonscientific.com

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