2012-02-23

中国におけるTELIGEN®植込み型除細動器の初の植込みを発表

(このプレスリリースは、2012年2月23日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。)

ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州ネイティック、NY証券取引所略号:BSX)は本日(2012年2月23日)、同社のTELIGEN®植込み型除細動器の中国における初の植込みが行われたと発表しました。この植込み術は、杭州の浙江病院においてFarong Shen医師により、また北京の阜外病院においてWei Hua医師により行われました。心臓突然死を治療するために設計されたTELIGEN植込み型除細動器ファミリーは、中国で市販されている最小・最薄のハイエナジーデバイスです。このデバイスは、中国で現在市販されているボストン・サイエンティフィック社のICDと比較してバッテリー寿命が長く、向上したプログラミングテクノロジーにより、高度な治療選択肢を患者さんに提供します。TELIGEN除細動器ファミリーは、2011年11月に国家食品薬品監督管理局(中国SFDA)による承認を取得しています。

「これらの新しいICD製品群は、重要な先進的技術を特徴としており、植込み型除細動器による治療を必要とする中国の患者さんにとって歓迎すべきテクノロジーです」と、中国ペーシング・電気生理学会(CSPE)会長であるShu Zhang医師は語っています。また「TELIGENは、治療選択肢としての性能を損なうことなく市販製品として最長のバッテリー寿命を提供する最薄のICD製品です」と、Wei Hua医師は語っています。またFarong Shen医師も、「患者さんのICDを選択するとき、これまで私はしばしば、バッテリー寿命、デバイスのサイズ、または製品性能のどれかを犠牲にしなければなりませんでしたが、TELIGENは、完璧なソリューションを提供してくれます」と、語っています。

「ボストン・サイエンティフィック社は、中国の医師および患者さんに革新的な製品を提供することに今後も注力していく所存です」と、ボストン・サイエンティフィック社のシニア・バイスプレジデント兼カーディアック・リズム・マネジメント事業部社長であるジョー・フィッツジェラルドは述べています。また「今日の初のICD植込み術の実施は、最近のPROMUS Element™ Plus冠動脈ステントシステムの上市と相まって、ボストン・サイエンティフィック社をこの重要な市場における今後の更なる成長の中に位置づけるものです」とも述べています。

世界最大の人口を有する中国は、成長速度が最も速いICD市場の一つです。ボストン・サイエンティフィック社では、今後5年間の年間市場成長率は15%を超えるだろうと見積もっています。

ボストン・サイエンティフィック社は、2011年7月に、中国において販売面の存在感を向上するため、同国に今後5年間で1億5,000万ドルを投資すると発表しました。この新たな投資では、中国の市場ニーズに応える100%出資の生産施設を設立し、中国の医療従事者向けに世界クラスの研修センターの展開をサポートします。

 

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、ICD市場における成長と中国事業計画、新製品の上市と上市動向、製品性能および競争入札などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。

このような相異をもたらす要因には、将来の経済・政治状況、競合、償還、法および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

連絡先:

デイビッド・ナットソン
651-260-8288(携帯)
david.knutson@bsci.com
メディア向け情報担当

ローリー・ファイバー
310-854-8256(社内)
lfiber@webershandwick.com
メディア向け情報担当

ショーン・ヴァーチス
508-652-5305(社内)
investor_relations@bsci.com
投資家向け情報担当

<ボストン・サイエンティフィック社について>

ボストン・サイエンティフィック社(米国マサチューセッツ州)は、最先端メディカルデバイス(医療機器)の開発・製造・販売を行うグローバル企業です。インターベンション(身体をメスで大きく切らない治療)の分野では世界最大手。
https://www.bostonscientific.com

このプレスリリースに関するお問い合わせ先

プレスルーム (コーポレートコミュニケーションズ)
TEL : 03-3343-9411,  FAX : 03-3343-0264
E-mailでのお問合せはこちらへ  (pressroom@bsci.com)
ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社