患者のノンコンプライアンスに起因する
心不全増悪を電話介入により確認できた1例

概 要

 
 
服薬不遵守歴のある30歳男性に対し、RESONATE CRT-Dの植込みを施行したが、直ぐにはLATITUDEコミュニケータに接続していなかった。
(A) 63日目
:S3心音データ、S3/S1比、夜間心拍数の上昇により、10月30日にHeartLogicアラートが発生。胸郭インピーダンスは心不全増悪の症状を検出しなかった。
(B) 69日目:6日後、患者が症状を自覚してLATITUDEコミュニケータに接続したため、アラートが送信された。患者からの電話連絡により、患者の服薬不遵守が確認された。Entresto®を増量し、アルダクトンを開始。
(C) 80日目:患者の体重が7ポンド(3.2㎏)減少し、体調が回復した。


臨床データ

 

HeartLogicインデックス

 

原因となるトレンド

注:灰色の部分は83日目の増悪の程度を示しています。




 

 

Clinical Data

 

トレンドグラフ

データテーブル&タイムライン

LATITUDE™ NXT 患者管理 – 心不全患者レポート



販売名:RESONATE CRT-D シリーズ
医療機器承認番号:22900BZX00087000

LATITUDE™ NXT Wave コミュニケータ
販売名:ラティチュード Wave コミュニケータ
医療機器認証番号:226ADBZX00186000

LATITUDE™ 血圧計
製造販売業者:株式会社エー・アンド・デイ
販売名:エー・アンド・デイ デジタル血圧計 UA-772
医療機器認証番号: 219AHBZX00016000

注記:現時点でHeartLogic 機能が提示する情報と心不全増悪兆候との関係は確立していない。HeartLogic アラートが発現した際は、患者の状態や他の指標とあわせて総合的に 評価した上で、治療の要不要及び治療方針を決定すること。

本資料は製品の効果および性能等の一部のみを強調して取りまとめたものではなく、製品の適正使用を促すためのものです。