来院3週間前のHeartLogicアラートの経験から
遠隔フォローアップ導入に成功した1例

概 要

 
 
(A) 43日目:RESONATE™ CRT-Dの植込み後、患者がLATITUDEコミュニケータを接続しなかったため、HeartLogicアラートが送信されなかった。この時点で、夜間心拍数、呼吸数、S3心音データのすべてが上昇していた。
(B) 64日目:心不全(HF)症状が悪化したため患者がクリニックを受診。LATITUDE を用いてCRT-Dをインテロゲートし、Entrestoの投与を開始。
(C) 69日目:クリニックの受診以降、患者はLATITUDEコミュニケータを接続し、Bluetooth対応の体重計と血圧計の使用を開始した。その後1ヵ月間で30ポンド(13.6㎏)の体重減少が記録された。胸郭インピーダンスでは心不全症状の悪化は特定されなかった。

明らかな症状が発現したために患者がクリニックを受診していた。今回はコミュニケータが接続はされていなかったが、3週間前にHeartLogicインデックスが上昇していたことが後になって確認された。薬剤を調整してLATITUDEシステムに接続した後、患者は来院せずに遠隔モニタリングでフォローアップが可能となっていることが重要である。


臨床データ

 

HeartLogicインデックス

 


 

 

Clinical Data

 

トレンドグラフ

データテーブル&タイムライン

LATITUDE™ NXT 患者管理 – 心不全患者レポート







販売名:RESONATE CRT-D シリーズ
医療機器承認番号:22900BZX00087000

LATITUDE™ NXT Wave コミュニケータ
販売名:ラティチュード Wave コミュニケータ
医療機器認証番号:226ADBZX00186000

LATITUDE™ 血圧計
製造販売業者:株式会社エー・アンド・デイ
販売名:エー・アンド・デイ デジタル血圧計 UA-772
医療機器認証番号: 219AHBZX00016000

注記:現時点でHeartLogic 機能が提示する情報と心不全増悪兆候との関係は確立していない。HeartLogic アラートが発現した際は、患者の状態や他の指標とあわせて総合的に 評価した上で、治療の要不要及び治療方針を決定すること。

本資料は製品の効果および性能等の一部のみを強調して取りまとめたものではなく、製品の適正使用を促すためのものです。