2025-3-17
カーボンニュートラルへの道:ボストン・サイエンティフィックの環境への取り組み
ボストン・サイエンティフィックは「C3エネルギー戦略」に基づき、以下の3つのアプローチを通じてカーボンニュートラルを推進しています。
Cut(削減)
エネルギー管理の強化や高効率機器への投資を行い、省エネを徹底する。また、新たに建設する施設は、国際的に認定されたグリーンビルディング基準に適合させる。
Convert(転換)
化石燃料(石炭や石油などのエネルギー等、従来の燃料)への依存を減らし、再生可能エネルギーへの移行を推進する。
Compensate(補完)
削減が難しい排出量については、カーボンクレジットの活用や環境保護プロジェクトを通じて補完する。
ボストン・サイエンティフィックのオランダ・ケルクラーデ物流センターは、「C3エネルギー戦略」の具体的な成果を示す代表例です。
エネルギー管理の強化
2020年、同施設はISO50001:2018認証(エネルギー管理システムの国際規格)を取得し、より持続可能な施設運営へと移行しました。
- 施設の暖房システムを、天然ガスから電力駆動の高効率ヒートポンプに変更し、段階的に移行。
- 2023年3月までに、施設全体の暖房・冷房を完全に電力化し、温室効果ガスの大幅な削減を実現。
- 施設の屋根に約1,500枚のソーラーパネルを設置し、0.8MWpの発電能力を確保。これはオランダの約228世帯分の電力消費量に相当し、同施設の総電力使用量の約25%を賄う。
- 残りの電力はオランダ国内の風力発電所から購入し、再生可能エネルギー比率を高める。
成果
これらの取り組みにより、ケルクラーデ物流センターはエネルギー使用量を大幅に削減し、2024年時点で90%以上を再生可能エネルギーに移行しました。この進捗は、2027年までに製造・物流拠点の90%を再生可能エネルギー化という目標を前倒しで達成するものです。
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オランダ・ケルクラーデ拠点で進む再生可能エネルギー戦略 |
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オランダ・ケルクラーデ拠点で進む再生可能エネルギー戦略 |
ボストン・サイエンティフィックは、2030年までに製造・主要物流拠点でのカーボンニュートラル達成、さらに2050年までにバリューチェーン全体(スコープ1, 2, 3)でネットゼロ達成を目指しています。 私たちは、環境に配慮したビジネスを展開し、患者さんの健康を支えると同時に、地球環境の持続可能性にも貢献していきます。
より詳しい取り組みについては、2023年パフォーマンスレポート(英語)をご覧ください。